逆に、難しくない場合にというのはどういう状態の時なのかといえば
ヒヤリングをして要件がかたまった時点で、何をつくるのかが明確になったつもりでいる人も多いが、
実のところ、機能の要件が決まっただけの話で、機能以外の要件について、つまりは 非機能要件を
まったく決めていないプロジェクトというのが存在する。(ホラー映画ではない)
運用時の話とか、保守の機能とか、それこそどこで動かすのかとか。パフォーマンスとか、データの保全とか。。。あげたらきりがないくらいに、機能以外で決めておくべきことがあるのだが、無知は罪である。
こういったことを、要求の調査、要件の分析ではっきりとさせていくことが重要であり、
その調査分析をした結果をもって、要件を定義していくことで、要件の不確実性を排除することができるのです。
とにかく動けばよいので、まずは不要であれば、不要であると合意しておくことが大事なことです。